OurBoatライド部11名で和歌山県を横断してきました!

ロードバイク

OurBoatライド部が2018年にスタートしてから必ず夏にライド旅行へ行っています。
初年度は北海道の旭川から美瑛、富良野を4泊5日でまわって観光するライド旅行。
2年目は北海道の女満別から網走、斜里町、知床をみてまわり、
摩周湖、屈斜路湖、美幌峠を通り女満別へ戻るライド旅行。

そして、3年目の今回は和歌山へ行ってきました!
南紀白浜から熊野本宮大社を見て、そのまま新宮市を抜け、那智勝浦へ。
そこから時計回りに海沿いを走り、本州最南端を通り、南紀白浜まで戻るライド旅行。

日程は5泊6日だったけど、実際に自転車に乗って走ったのは4日間。
初日の朝に和歌山inして準備してスタートだとドタバタしそうだったので前日入りで1日。
最終日だけレンタカーを借りて自由に観光する日を1日設けました。

僕たちのライド旅行はガッチガチに自転車で走り回るというよりかは、
観光や名所巡りやグルメなどがメインで、距離も平均すると1日50〜60km程度です。

主催以外のメンバーはロードバイク初心者で、
自転車に乗る事自体が十数年ぶりという人も参加しています。
年齢も20代から60代の方と幅広く、年配の方でも無理が無いようなライド内容になっています。

今回のライド旅行の楽しかった余韻に浸りながらblogに書き残していきます。
和歌山で自転車旅行などを考えている方の参考になればいいなと思います。

南紀白浜空港


羽田空港からJALを使い南紀白浜空港へ。
空港から宿まではタクシーで向かいました。

OSTRICH OS-500の輪行袋にロードバイクを入れていたのですが、
待っていたコンフォートのタクシーに乗車を断られました。
その後、待てども次のタクシーが来なかったので白浜観光タクシー(株)さんにロードバイクの旨を伝えたら快く受けてくれました。

規模の小さい空港だったので常にたくさんのタクシーが常駐してる感じではなかったので、
タクシーにロードバイクを乗せようと思っている方はちょっと注意が必要です。

湯処むろべ


今回利用したのは宿は「湯処むろべ」
この宿で良かったなと感じたのは何と言っても源泉掛け流しの温泉に24時間いつでも入れるという点!
だいたい他の温泉は0時までとか、2時までだったりとか時間に制限があったりする所がほとんどですが、
いつでも入れるというのが混雑回避もできて、好きな時にゆっくり入る事ができるので良かったです。

また、食事が美味しいのも良かった点の1つです!
夕飯は地元で取れる魚の刺身や、熊野牛の陶板焼など和歌山を感じるものが沢山ありました!


梅酒が好きな自分としては+1100円で梅酒の飲み放題を付けることができたのも嬉しいポイント。
パイン梅酒やみかん梅酒などちょっと変わった梅酒もあり、色々飲めて楽しかったです。

そして個人的に嬉しかったのはマッサージチェアが無料で使い放題だった点です(笑)
よく15分300円とかで使えるマッサージチェアがあったりしますが、ここは無料で使い放題!
夜にこっそりと1人でマッサージしていました(笑)

今回ロードバイクのメンバーは自分で輪行して持ってきたのですが、
折り畳み自転車のメンバーは予め宿に送っておきました。
湯処むろべさんは受け取り保管なども快く受けてくださり、本当にとても助かりました!

部屋飲みをするなら5分ほど歩けば海岸沿いのファミマに行っておつまみ等を買うことができます。
ちょっとしたビールやチューハイくらいは宿の中の自動販売機にあるのですが、
つまみが置いてあるような売店があるわけではないので乾き物やスナック菓子などはファミマに買いに行くと良いです。
ファミマまで道には街灯が無く、急な階段を上り下りすることになるので注意してください!

笑路茶屋


白浜をスタートしてまず向かったのは、ランチを食べる「小鳥の樹」
中辺路町近露にあるお店で、ネットで検索して評判が良かったので向かったのですが閉まってました!(涙)
慌てて近所のお店を検索、検索したものの… 休み、休み…

やっと営業してそうなお店を見つけました!
中辺路近露のオアシス「笑路茶屋」

自家製の梅ジュースはスッキリとした味わいで飲みやすく、
体に染み渡るような美味しさでした。
生姜焼き定食でお腹を満たして次なる目的地「とがの木茶屋」を目指します。

熊野古道 中辺路(なかへち)


熊野本宮大社までは311号線を走れば下り坂で楽にたどり着けるのですが、
ランチを食べた時にお店の人に雰囲気が良いですよと勧められた熊野古道 中辺路を走ることにしました。

311号線から少し外れた道で、昔の人が熊野三山へ参詣するために使った旧道だそうです。
道中に「とがの木茶屋」という場所があるのでそこを目指すことにしました。

「少し坂を上る事になります」の言葉を軽く聞いていて後悔しました。

めっちゃ急やん!!

ロードバイクをやっている人からすれば、それほどでも無いかもしれませんが、
自転車初心者メンバーからすれば激坂でした!
斜度がわかる物を持っていなかったのですが、場所によっては10%は超えていたと思います。

そして汗だくになりながら到着したとがの木茶屋。
勝手に想像で美味しいカフェオレでも飲めるだろうと期待していましたが、何もありませんでした(涙)
コロナの影響なのか全く人がおらず。

ベンチがあるのでちょっと腰を下ろして休憩。
茅葺き屋根の建物が和モダンな雰囲気で、ロードバイクとの異色なコラボレーションが良い感じだったので良しとします。

熊野本宮大社


初日のライドで1番の目的地である熊野三山の1つ「熊野本宮大社」
湯処むろべからは約60kmの所にあります。

富田川に沿って311号線を進めばたどり着くことができます。
逢坂トンネルの手前は初心者にはちょっと大変な坂が続きますが、
トンネルを抜けるとガッツリ下り坂に入ります。
Googleマップには出ていませんでしたが、
トンネルを出た先に熊野古道中辺路の道の駅が右手にあるので休憩ができます。

山の中に入ってしまうとコンビニなんかはほとんど無いので注意してください。
ただずっと富田川や周りの山々を見ながら走れるのでめちゃくちゃ気持ちがいいです!

とがの木茶屋を後にして、311号線に戻り坂道を颯爽と下り熊野本宮大社へ到着。
参拝時間が17時までなので時間と睨めっこしながらなんとか1時間前にたどり着きました。
鳥居を潜った先にある158段の階段が弱った脚腰に追い討ちをかけるように現れます。

歩いて登った先には神聖な雰囲気を放つ大社が見えます。
なんか、言葉ではうまく言えませんが神々しさを感じる空間でした。
和歌山に行くことがあったら絶対に行って欲しい場所の1です!

今回の旅のみんなの安全を願って本宮を後にしました。

川湯みどりや


この日の宿は「川湯みどりや」
大塔川のすぐ横にある温泉宿で、露天風呂はなんと混浴!
混浴専用の浴衣を着て露天風呂を楽しむことができます。

オーシャンビューならぬリバービューで、窓を開けると心地の良い川の音に時間を忘れてしまいます。

宿の中にはサイクルラックもあり、自転車を快く受け入れてくれました。
サイクルラックに乗り切らない自転車もカラオケルームを潰してまで保管してくれました。
受付に言うと空気入れも貸してくれるのでサイクリストにはとっても優しい宿でした。

そして、4日間のライドの中で一番上りが多くて大変だろうとされていた初日が無事に終了。
ホッと胸を撫で下ろし、2日目のライドへ向けて気を引き締めるのでした。

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