毎日の中に幸せを感じる事がありますか?
「あー!俺はめちゃくちゃ幸せな人生を過ごしてる!」
「これ以上ないくらい幸せな人生をおくってる!」
この記事を読んでる方でそう思っている方は少ないんじゃないかなと思っています。
というか、日本中の人にこの問いをかけた時に即答で幸せです!と答えれる人は少数派でしょう。
では、本当にみんな不幸せなのでしょうか?
僕は決してそうは思っていません。
むしろ、みんな幸せです。
幸せを幸せと捉えれなくなってしまっているだけで、
少なくとも日本に住んで生活している人であればみんな幸せであると僕は思います。
幸せを幸せと捉える事ができなくなってしまった理由を知り、
あなたの幸せの捉え方を変える事ができればあなたはすぐに幸せを感じれるようになります。
そして、この記事を読み終えた頃にはあなたも幸せを感じることでしょう。
自分にとっての「幸せ」とは”何か”を知る
あなたはどんな時に幸せを感じますか?
- 美味しいものを食べている時
- 寝ている時
- 感動的な景色に出会った時
- 仲のいい友達と話をしている時
- 好きな人と一緒にいる時
- 新しい事にチャレンジしている時
- 人に認められた時
- 気持ちいい事をしている時
幸せを感じる瞬間って改めて考えてみると案外身近にあると思います。
そしてその幸せって難しい事ではなく、意外とシンプルで簡単なものだったりします。
色々な想いがあるとは思いますが、ちょっとそれは横に置いておいて
今、シンプルに自分はこういう事に幸せを感じるなぁと考えてみてください。
わからない人は上記に挙げたものから自分もそれに幸せを感じるというものを選んでも良いです。
まずは自分にとっての幸せを知りましょう。
本当は幸せなのに幸せと感じれなくなってしまっている
では、なぜみんなそんな身近な幸せをいつの間にか幸せと感じれなくなっているのでしょうか?
それには以下のような原因があります。
・当たり前になりすぎている。
・幸せの履き違え
上記3つについて詳しくお話ししていこうと思います。
無意識的に人と比べてしまっている事を知る
何をするにも無意識的に人と比べてしまって、さらに自分が劣っていると感じてしまっている。
3つ挙げた中でもこれが幸せを感じれなくなってしまっている1番の原因ではないかと思っています。
自分は近所の一杯600円のラーメンを食べた。
友達は良いもの食べて自分は安いラーメンを…
自分は頑張って働いてやっと年収400万円だ。
同期なのに…
自分は週に1回の休み、有給取るにも周囲の目を気にして取れない名ばかりの有給。
サービス業故に長期の休みは繁忙期で休んでなんかいられない。
こんな感じで人と比べたりしていませんか?
社会で生きていると必ずこういった比較をしてしまうものです。
それはなぜか?
僕は日本の教育に問題があると思っています。
日本の教育では一律でテストで点数を競わせ、
点数が良かった順に評価をされます。
そして一般的には総合点数が高い人が頭が良い、総合点数が低い人は頭が悪い。
さらには点数が低い人はダメなやつという評価をされる場合があります。
学校という一つの社会の中で小さい頃からずっと競い合い、比べ合いをしてきているのです。
その経験から大人になっても無意識的に人と比べてしまっている。
でも本当は比べる必要なんか無い。
あなたはあなたであり、友達は友達。
SMAPの歌で「世界に一つだけの花」という曲がありましたが、まさにその歌の通り。
他人と自分とを比べなくても、あなたは十分に価値のある存在です。
比べることをやめれれば、不幸せに感じる事も無くなり、自然と幸せに感じるようになります。
当たり前に慣れてしまい、幸せを感じれなくなってしまっている
幸せを感じれなくなってしまう事の2つ目には、当たり前になってしまっていることがあります。
当たり前になってしまっているが故にそれを幸せと感じれなくなってしまっている。
これは自分が20歳くらいの時の話ですが、当時付き合っていた彼女がいました。
数年付き合っていた事もあり、一緒にいてくれることがいつしか当たり前と思うようになっていました。
そしてそのおごりから、素っ気無い態度が出たり、相手に冷たいと思わせるような態度をとってしまっていました。
その後、もちろんフラれてしまうわけですが、
自分なんかと一緒にいてくれたのは本当に幸せな事だったと今では思っています。
もう1つ僕が強烈に当たり前を感謝し、幸せに感じるきっかけになった出来事をお話しします。
2011年 3・11 東日本大震災
僕はこの年の8月に夏休みを利用して宮城県にボランティアにいってきました。
自由人 高橋歩さんが指揮をとる「NPO法人 ON THE ROAD」というボランティア団体に参加。
石巻市や女川町を見て回り、被災地の人に震災直後の話を聞いたり、
尾崎では家屋の瓦礫の撤去をしました。
その被災地で見た光景が今でも忘れられません。
半年近く経つのに打ち上げられた船が道路に放置されていたり、
津波によって家屋の一階部分だけが流され、1階の柱と2階部分が丸々残っていたり、
ビルが横倒しになっていたり、
一軒家が流され屋根だけが水面に出ていたり。
とにかくそこには当たり前の日常、当たり前の光景が無く、非日常な光景しかありませんでした。
そして僕はその経験から感じました。
寝て起きて仕事に行って帰ってきてご飯食べて寝る。
とても当たり前の事なのですが、この当たり前の事って実はすごく幸せな事で感謝しなくちゃと思いました。
父、母をはじめ家族のみんなと顔を合わせて話ができることはとても幸せな事なんだと感じ、
その年以来、実家に帰った時は家族と過ごす時間を大切にするようになり、
自分が帰省した時は家族でキャンプをしようと決めてキャンプに行っています。
僕を知っている人は、僕が家族と仲が良いというのを知っていると思いますが、
その裏にはこういった理由があるから家族ととても仲が良いです。
幸せの履き違え。あなたにとっての本当の幸せとは?
最後は幸せを履き違えているという事です。
この問いに対し、もしかしたら多くの方がYESと答えるかもしれません。
では、本当にお金があれば幸せなんでしょうか?
先日一緒に仕事をした人の話がまさにこの質問の答えを表してるようだったのでその人の話をします。
その人は本業で運送業をやっている人ですが、
実は不労所得が月に100万ほどあるという人でした。
一度、働いていた仕事を辞めて働かないで、サーフィンをやったり、海外旅行に行ったり、
行き当たりばったりで過ごしていたそうなんですが、
半年間でそんな生活が嫌になったそうです。
そして毎月そんな収入がありながらも、今の運送業になんとなく落ち着いたそうです。
黙ってても月に100万の収入があるので、比較的お金がある部類に入ると思いますが、
充実した幸せな毎日をおくっているとは正直感じませんでした。
またこれは逆に、僕がめちゃくちゃ幸せを感じた時の話なのですが、
コミュニティのメンバー7人で北海道の旭川、美瑛、富良野に旅行へ行きました。
2泊3日の旅行だったのですがめちゃくちゃ幸せを感じる3日間でした。
旭川の空港でレンタカーを借りて、美瑛、富良野の観光地を巡って美味しいものをひたすら食べる旅行。
その3日間、常にと言って良いほど幸せを感じていました。
北海道最強の回転寿司トリトンにてお寿司をガンガン食べて4000円
旭川で超人気店の大黒屋でお腹いっぱいジンギスカンを食べても2000円。
夜は毛蟹や和牛をお腹いっぱい食べて3000円
美瑛で自家製ソーセージが人気の歩人で3000円(食の話ばかりですいません。汗)
旭川 上野ファームで綺麗な花を見たり(入園料1000円)
美瑛 綺麗な青い池を見たり(駐車場500円)
みんなでラフティングをしたり(6000円)
めちゃくちゃ幸せな時間過ごすのに
2000円だったり3000円だったり4000円だったり6000円だったり。
そこまで高いお金使わなくても幸せを感じる事ができます。
この旅行で僕が感じたのは、
高いお金を使えば必ずしも幸せだというわけではなく、
安くても、誰と何をするのかが幸せを感じるのに大切な事だと感じました。
大金を使わなくとも、
気の合う仲間と楽しい事ができて、
気の合う仲間と美味しいものを食べれて、
気の合う仲間と綺麗な景色を見て感動する。
お金があれば幸せになれるわけではなく、
誰と何をすればあなたは幸せに感じるのかを考えてみてください。
それがはっきりとわかればあなたはすぐに幸せを感じる事ができます。